西村俊彦の朗読で聞いている。
やがて2時になろうとしている。
昔読んだであろう太宰治の作品だ。
高校時代太宰治を読んだ。
中央公論社版の「日本の文学」でだっただろうか。
日本の文学シリーズは高校時代から少しづつ、
買い集めていた。
昨年リフォームをした時、ほとんどの本は捨てた。
「日本の文学」もまとめて捨てた。
辛い気持ちはあった。
発行時は390円ではなかっただろうか。
太宰治を読めと薦めてくれたのは、高校1年の時の、
現代国語の吉田先生だったような気がする。
高校時代はたくさんの読書をした。
その読書のスタートが太宰治だったような気がする。
「斜陽」に描かれているのは太宰の愛人太田治子。
その娘が作家の太田静子。異母姉に津島祐子がいる。
その二人の作品も読んだ。
二人とも俺より1学年年上。
最近、太宰治の孫の石原燃さんが芥川賞にノミネートされたことが、
ニュースで報道された。
太宰治 1909年6月19日~1948年6月13日
「刺激あふれる火付け役」角川誕生日事典
津島祐子 1947年3月30日~2016年2月18日
「妥協せずに理想を追いもとめる人」角川誕生日事典
太田治子 1947年11月17日
「未来への橋渡しとなる人」角川誕生日事典
太田静子 1913年8月18日~1982年11月24日
「幾多の試練に忍耐力で立ちむかう人」角川誕生日事典