昨日録画した「古関裕而」を明け方見た。
♪長崎の鐘が出て来た。
54年前に受け持ってもらった担任を思い出した。
遠足や何かの集いの時に、先生に歌を歌わせていた。
調子に乗る先生の18番は♪上海帰りのリルだった。
暴力教師と恐れられていた元気な先生だったが、
その先生が♪リルリルどこに行ったのリルと
優しく歌われる姿が不思議な感覚をもたらしてくれた。
先生が「18番は♪長崎の鐘」だよ」と言って歌った時の、
生徒達の感動、バッタバッタと生徒を殴り散らす人には見えなかった。
学校の同窓会には毎年参加して、二次会のカラオケでも
それらの歌を披露していた。
この数年先生の姿も見なくなった。
そんなことをその番組は思い出させてくれた。
とうに80歳は過ぎておられる先生に、もう一度
歌わせてみたいなあ。
歌ってもらいたいなあ。
学校一の元気坊主のいるクラスだった。
あの先生でないと学級運営はできなかったであろうと、
今は納得できる。