仙川に行こうとしていた。
仙川にいたのか。
わからない。
眼が覚めた時、覚えていたのが仙川だった。
夢の内容は何も覚えていないが、仙川だけ覚えていた。
昨夜寝る前に見たのが、「前川清のタビ好きだった」。
旅先は福岡県の糸島市志摩だったが、
それが仙川の夢になったのだろうかと、思いながら、
仙川という夢を書き留めたくなって、起きて書いた。
仙川が調布市の仙川ではなかった。
九州の仙川だった。
夢の中で九州にも仙川があるのか、と思ったことは記憶にあった。
調布市の仙川には50年前にしばらく通った。
栄太郎あめの仙川工場でアルバイトをしたことがあった。
懐かしい所だが、今思うと、仙川の街よりも仙川という言葉が懐かしい。
起きて仙川を調べた。
東京都を流れる一級河川と書いてあった。小金井市、三鷹、武蔵野市にも係わっている川だ。
それは今になって思えば、なんかかかわりのあった所のような気がする。
娘が吉祥寺に住んだ時、何度か泊まりに行った。
その時、小田急バスで仙川に行ったような気がする。
京王井の頭線で行ったような気もする。
むかしむかし50年前、花小金井駅まで、西武新宿線で、送っていったこともあった。
夢にはそんな関わりは何もなかったが、仙川という言葉でそんなことを思う。
魏志倭人伝の伊都国を思い出していた。