後藤寺商店街を歩く前川さん

前川清の笑顔まんてんタビ好き 1月23日放送

人生も70年生きてくると、運命の転換点というのもあるものだ。

前川さんが田川後藤寺を歩いている。

俺は決まっていた就職を辞めて、沖縄に行った。

俺のスタートだ。

すぐ挫折した。鹿児島に帰ってきて、大学で教員免許を取った。

沖縄でやっていた仕事の代理店を始めた。固定給料が入るわけではなかった。

もんもんとしていた。長年親父と付き合っていた易者さんに占ってもらった。

「福岡に行こう」と言われて、その人について福岡に行った。

そこが後藤寺だった。すぐ福岡に行き、職を探した。

職探しから帰ってくると、母から電話があった。

博多で就職が決まったと。

そして博多に行き、その会社に勤めた。

今思えば転換点ではあった。その後台湾行きを決断し、台湾に行き、

その後の人生があった。

易者の先生の家で、先生がごちそうしてくれた刺身を思い出す。

田中角栄中曾根康弘さんも観た易者さんだった。

福岡で仕事をしているときに、先生が遊びに来た。

さらに占ってもらった。教師になりたかったのだ。福岡の就職も将来は教師にという希望があっての就職だった。先生は「宮崎で仕事をする」と占われた。

その後、宮崎県の私学が経営する、鹿児島の私学に勤めることになったが、

何気なく歩いている前川清さんを見て、そんなことを思いだしていた。