♪別れのブルース

朝から忙しい、

服部良一のメロディーを聞いているので、

別れのブルースが出て来た。

俺の最後の一曲が、この♪別れのブルースなのだ。

俺の葬式で出棺の時にこの歌を流して見送ってもらおうと、

計画している。

葬儀を仕切るのは娘になるだろうと思って、

娘にはなんどかその話をしたが、覚えてはいないだろう。

死にそうな時期が来たら、娘もしっかり耳に入るだろうが。

これを覚えている友人たちがいたら、葬式の時に、

彼らは思うだろう、「彼は最後まで思うとおりの人生を生きたな」と。

思うとおりの人生ではなくて、思うように死んでいくのだ。

♪二度と逢えない こころとこころ

踊るブルースの 切なさよ