金大班最後的一夜

YOUTUBEで見ている。

検索した。1984年公開の映画だ。

俺はいつ見たのかわからなくなった。

1980年頃見たつもりだった。

1984年公開なら、俺が台湾から中国に切り替えた時期だ。

38年前の映画になる。

イメージだけはずっと膨らんでいた。

YOUTUBEで見ているが、ストーリーもあまり記憶にはない。

それでも主演女優金大班を演じた女優の顔は思いだした。

香港の女優姚煒と言う人、読みにくい感じだったので、名前は覚えていなかったが、

検索したらそのような名前だった記憶はあった。

ダンスホールで流れている音楽がよかった。

1930年代上海で流行していた歌謡曲だった。

今、その場面に俺が長春生活を初めてから大好きになった歌が流れた。

もちろんその映画を見た時にはその歌の曲名などはしらなかった。

♪小親親という歌。その歌が流れていたことも今知った。

この映画の何に心を打たれたのか。

女優姚煒、今では72歳になっていた。1950年12月16日生まれ、

妹と同じ年、昭和25年寅年生まれ。

哀愁がある。この哀愁を忘れられず、ずっとこの映画を思っていたのだ。

中国滞在中もDVDで探したが見つけられなかった。しかし中国版の金大班は探し当てた。内容は少し違っていたが、中国ナンバー1女優潘冰冰が演じていた。

中国テレビドラ、DVDは手に入れていた。年末までにはこのドラマももう一度見る。

哀愁、もののあわれ、そこはかとない。俺が1番郷愁を求めているのは1930年代のようだ。もう少し、追及してみよう。

ちなみに姚煒を誕生日事典で調べると、1950年12月16日生

「イマジネーションの翼にのって」角川誕生日事典