金大班的最後一夜 

台北人短編小説集 原書:白先勇 有聲書

ついに出逢った。

1980年代台北で初めてこの映画を見た。

とても心に残った。

その後、この本を買うことができた。

2005年上海を旅した。

その時この「金大班的最後一夜」が芝居として、

公演予定になっていた。

主演は当時中国で有名な劉暁慶だった。

帰国予定日の次の日だった。

帰国を延期するか迷ったが帰国した。

まさかのその年、突然の中国赴任が決まった。

長春の高校に転勤することになったのだ。

2005年4月、長春に行った。高校で日本語を教えることになったが、

休日にはCDショップや本屋巡りを毎週やっていた。

この映画のDVDが欲しかったのだ。

しかし見つけ出すことはできなかった。

2009年3月定年退職で帰国した。

「金大班的最後一夜」が中国でドラマになっていることを知った。

たまたま秀純君が俺と中国に行きたいと言うので、

彼と北京の旅をした。

そのとき北京の友誼書店でついに見つけた。

主演は美人女優として有名な潘冰冰だった。

喜び勇んで購入した。

帰国してすぐ見たのだが、日本でもスカイパーフェクトテレビで放送される予告があり、日本語版を録画した。

そして何度かその番組を見ての今日である。

2923年1月19日、今日は娘の誕生日だ。

明け方、娘が生まれてすぐ肺炎になり、入院して危篤と告げられたことなどを思い出していた、その時YOUTUBEでこの番組が突然出て来たのだ。

5時前だった。北京語の朗読を聞いた。北京語の美しさにうっとりなった。

北京語と言えば、中国の作家老舎が有名だが、台湾を描いたこの小説朗読でも味わえることに大喜びして、ここに書き込んでいる。

新しい楽しみが増えた。ますます忙しくなるが、朗読は耳だけだからいいだろう。

残念なことに1月22日は春節、その前日大晦日の中国芸能番組を録画しようとしたら、今年は放送されていなかった。25年以上、毎年聞いていたこの番組が、今年初めて日本では放送されないようだ。今から調べてみるが中国ではもちろん放送されるとおもうのだが?一つ得て、一つ失う