宮崎への列車旅

母の食堂の夢だった

妹の義父母が遊びに来ていたので

駅のまで送った

そして私が汽車に乗っていた

義父母は薩摩半島の人なのに

私は宮崎行きの汽車に乗っていた

宮崎のラジオ番組を聞いていたからだろうか

汽車の中では座席とりでごたごたしていた

宗教団体らしい若者の男女の集団が乗っていた

日豊本線

俺は昔台湾に一緒に出張したM先生と乗っていた

若者が座席とりのごたごたでいちゃもんをつけてきていた

M先生はハンサムだったので女性客のところに座っていた

人気がありちやほやされていた

いちゃもんをつけてきた若者に手を焼いていたところ

都城駅で高校時代の友人番長だった清治さんが待夫君と乗って来たので

俺はほっとした、彼が話をつけてくれるだろうと

彼はなぜか都城でホームに降り立って

再就職する青年たちに激励の演説をしていた

立派な演説にも驚いたが、

汽車はさらに宮崎に向けて走った

宗教集団の人たちの荷物の空箱で汽車の座席は座るところがなくなっていた

その荷物のごちゃごちゃに手を焼いているところで目が覚めた