♪ ああ上野駅

東京大衆歌謡楽団の歌

ああ上野駅が流れてきた。

切なくもなる。

高校三年の時、

この歌を聞きながら、いや勉強の合間に

この歌を聞いていた。口ずさんでいた。

鹿児島市のど真ん中に住んでいた。

夜中だったのか、明け方だったのか、

勉強をしての息抜きは、サイクリングだった。

夜中に自転車で走るのである。

今、思い出した。

特定の女性の家の付近だった。

家から自転車で15分蔵かかっただろうか?

鹿児島市上荒田、下荒田?どっちか?

鹿児島の荒田八幡の付近まで、走った。

その時、この「ああ上野駅」を口ずさんでいた。

好きな人がいたんだなあ!

昭和41年から翌年2月頃。

1966年のことだ。

綽名が小児麻痺という女性だった。

わざとそんな歩き方をしている人だったから。

わざわざ、その人の綽名をここに書き込んだのは、

同級生たちが、何かを思い出すのではとの

思いから。