歌うのは藤田まこと
彼の兄さんが17歳で沖縄の那覇の海で亡くなったと
彼は兄さんからの最後の手紙をポケットから出して
それを竹下景子さんが読み上げて彼は歌う
歌詞の一部を変更して唄うと藤田まことさん
この歌を聞くと俺はやはり彼を思い出す
東京時代に隣りの部屋で過ごした秀輝君のことだ
彼がこの歌をギターで弾き語りした
俺は当時沖縄民謡に夢中だったので、
たぶん1970年だっただろう
沖縄民謡に夢中だった当時の俺には
この歌はそれほど感動はしなかった
それから50年経った今、
秀輝君が歌った姿を思い浮かべながら、
藤田まことさんの歌に感動している俺がいる。