♪白いブランコ を聞いて、沖縄の友人を思い出した。
東京から那覇に向かう船上で知り合った学生。
知り合った時ではなかったが、彼が♪白いブランコが好きだといった。
俺はタイトルは知っていたが、歌は知らなかった。
1970年代の初めのころだ、この番組にその歌が出てきたとき、ただ彼が浮かんだ。
♪テントウムシのサンバが出てきた、この歌は結婚式で聞いた。
聞いたとき歌った人たちがとても新鮮で若々しく見えた。
「武田鉄矢の昭和は輝いていた 魅惑のデュオ」という番組を見ている。
何も知らない自分がいる。1970年ごろ俺は大学生で青春真っ最中のはずだったのに、当時のはやり歌や歌手たちをしらない。当時俺は落語に夢中で寄席の歌や懐メロだけに夢中だった。軍歌・寮歌。そんな歌を歌う連中はそう多くはなかったが、俺の耳には入らなかったのだろう。今。この番組を見ながら、自分が時代とずれていたことをひしひしと反省している。その後は沖縄民謡に夢中になり、今では中国歌謡。
日本のスターやタレントも知らない。友達には俺は異様に見えただろう。
俺はここに見たテレビ番組を書き込んでいるが、ここをのぞいた人たちはどう思うのだろうか。何かがずれている、場違い。俺の家族は奇妙と思っているのかもなあ。