シンガポールを走る

地球タクシー 2017年5月4日放送

タクシーに乗ってシンガポールを走った。

一昨日、レストランで弟夫婦と偶然会った。

そのレストランに俺が居ることに弟は驚いていた。

弟夫婦がそこに行くことは数年前から知っていた。

息子がシンガポールで仕事をしているといってスマホの動画を見せてくれた。

孫がシンガポールのマンションのプールで泳いでいる映像だった。

そんなことがあったので、今日はこの番組を見た。

俺がシンガポールを彷徨ったのは1982年、やがて40年になる。

急速に変化した現在のシンガポールを見ると、40年前というのは、一昔前だ。

よくぞあの時行ったと思いながら映像を見た。

シンガポールだけではない、俺は急速に変化した中国も、俺の関心はないのでは、

沖縄は50年前、俺が今さら旅をしても失望するだけでは・・・

最初の韓国旅は1975年だった。45年前だ。その後何回か韓国に行った。

俺を興奮感動させた、韓国はなくなっていた。

そんなことまで思い出したら、今の俺のように映像で見る旅番組の方がいいのではと。

若い時に出会った女性に50年後に逢ってみる、いいことなのか、だめなことなのか。

外国旅行はやめようかなあ。テレビで妄想の世界がいいのでは。

この番組を見て、何ともいえない物悲しさが残った。