糸数カメさんと嘉手苅林昌さん

寝ようとしたとき、ちょこっとYOUTUBEを見た。

糸数カメさんの動画があった。

糸数カメさんは大正初期に生まれた沖縄の民謡歌手だ。

50年前から糸数カメさんの歌は聞いていた。

小沢昭一が編集した沖縄の放浪芸の中に彼女の歌があった。

最近、糸数さんの歌っている動画を見た。そしてこの日である。

表情たっぷりに手踊りもしながら18番の♪夫婦船を歌った。そのあと沖縄の紅白歌合戦の映像が映り、沖縄民謡の有名な歌手がぞくどく動画ででてきた。1989年?頃の映像だった。それを見終わったら、嘉手苅林昌さんの動画、映画監督の高剛さん監督の記録だった。

竹富島で歌う嘉手苅林昌さん、最後の場面では沖縄那覇平和通りの市場で歌う映像、見ている人も、カチャーシーを踊る映像だった。

初めて見る動画ではあったが、嘉手苅林昌さんは50年前からレコードを十数枚買い、ずっと聞き続けた沖縄の歌い手だったので風貌は知っていた。最後まで見た。昨日は琉球放送の元アナウンサー上原直彦さんが沖縄県文化功労者として賞を受けられた日でもあった。紅白歌合戦の映像には若かりしころの上原直彦さんも映っていた。

50年前、俺は大学の卒業論文に「琉歌に表れた沖縄女性の生活とこころ」というタイトルで論文を書いた。50年前に一目ぼれをした沖縄。

その後俺の興味は台湾から中国の関心が深くなり、沖縄には少し遠ざかっていた。それが昨年ごろからYOUTUBEで沖縄のラジオ番組を聞き興味が再燃してきはじめていての今である。9月から琉球放送の「民謡で今日拝なびら」の番組の生放送を大型テレビで見るようになった。それからは毎日テレビ画面に向って4時からの番組を見ている。

沖縄知識も少しづつ膨らんできた。ずっと昔からの夢だった、沖縄居酒屋で沖縄民謡を歌い踊りということも実現するかもしれない。

俺はここに人名を1万人書き込みたいと思っている。1万人以上の人をしりたいのだ。中国の「荘子」という本から始まった俺の中国夢、

最後は「司馬遷」になっている。司馬遷のようには無理だが、司馬遷を最も尊敬する自分になりつつある、今日この頃だ。