眠らないことを気にしなければ

夜は怖くない

時間を持て余しているわけではない

耳も眼も忙しいのだ

こどもの時は貸本屋で本を借りて親に叱られるまで読んでいた

高校時代は図書館の本を一番借りて読んでいる生徒の一人だった

ビデオデッキに出会うまでは読書少年だった

ビデオが自分のすべてを変えてしまった

死ぬまで見切れない録画作品は山積みしている

眠らない夜はそんなところから攻めてもいいのだが

最近はニュース画面を見ながらラジコを聞くと言う生活が板について来た