大連デー

いつもの朝読書、

満州帝国」を読んでいる。

7時プールに行くと、大連引揚の奥さんが、

大連の本を持ってきたと言って、

水泳終了後ロビーで貸してもらった。

「レトロ大連の情趣」「租借大連の栄光」というカレンダーだった。

写真と絵画のカレンダー、一目見て気に入った。

たまたま旅順引き上げのおじさんも椅子に座っていたので、

それを見せた。お父さんが勤務していた、

旅順工科大学の写真があったと言って懐かしんでおられた。

そこで今なのであるが、偶然かかってきたのが、

「大連の街から」まさに大連デーになったいる。

さてそのカレンダーを借りて帰った。

今日は城山観光ホテルで同期会、

同期会で彼らに逢って食事を終えての、

ガーデンで休憩。

同じようなグループがそばで語らっていた。

中国語だろうと思って、話しかけた。

どこから来たのかと訊くと

大連とこたえた。

えっ大連ですかとしばらく話してしまった。

女性はこのホテルで働いているとのことだった。

再見と言ってわかれた。

つまり今日は大連デーになったのだ。

おしまいには城之内早苗さんの「大連の街から」まで流れて、

♪ここが大連の街 とてもきれいだね

駅前広場さえ こころときめく

アカシアの道を歩けば

なぜかしら 時がとまるよ

君のこと 思うたび

この胸が ただ痛むよ

ひとり旅 別れ旅 あきらめの旅なのに

君が恋しい