劇場通い

明け方、ラジコで肥後の民話を聞きながら、

自分の芝居見の経歴を振り返った。

三つ子の魂百まで。

少年時代に最初に追っかけたのは熊本弁の芝居、肥後にわかだった。

八代の将軍さんと呼んでいた神社の夏祭りに仮設舞台でばってん組という肥後にわかが来ていた、俺は子供だったがその芝居に夢中だったことははっきり覚えている。

高校時代は鹿児島のラジオ・テレビ番組でのさつまお笑い劇場のコントに夢中。

大学では新宿末広亭の寄席芸に通った。大学を出て沖縄へ、沖縄芝居に夢中になった。

沖縄から台湾へ、旅で出逢った京劇に、その後台湾遊学した時には毎日のように通った。その後のは鹿児島で沖縄舞踊を数年間習った。そして教員をして、最後は中国満州長春で4年間の教員生活。ここでも満州の伝統漫才劇二人転に毎日のように通った。

そして退職後は中国で買ってきたDVDやCDを65インチの大型テレビで見ている。

が、思い出したことは【三つ子の魂百まで】の少年時代の熊本弁の芝居に通った日々だった。