應援團

七夕の夜である。

今日も大雨の予定だから、

天の川は見えないだろう。

7月7日はよく旅をしていた。

よくといってもいつかははっきりしないが、

ある年の7月7日台湾に行ったことだけは

覚えている。

七夕に会いに来たとこたえていた。

コロナの七夕。

鹿児島は7月は夜祭毎日あるはずだった。

全部中止になった。

今日だけでも、7.8時間テレビを見ている。

疲れている、無力感だ。

そして寝る前に、もう一番とおもって、

見たのがこの番組になった。

「にほんじんのおなまえっ 連続テレビ小説”エール”SP」

そしてその番組に出て来たのは、應援團だった。

エールは古関裕而さんの伝記物語だ。

詳しくは書き込まないが、俺も應援團だった。

神宮球場で応援をしたのだ。

今さっき書き込んだのは、ひもじかったから

退部したと書き込んだが、

実はイントロというのを、覚えきれなかったのが

原因だったかもしれない。

大学に入学した時校歌と応援歌は完全に歌えた。

應援團に入って、イントロの練習をさせられた。

これはいったい何だ。

はこの部員たちについていけない、

俺は覚えが悪かった。

それが應援團から逃げたかった一因だろうと思う。

入団したばかりの神宮球場で、女優がやってきた。

俺が大好きだった女優だ。

俺は1年生の新人部員、バケツで水運びを何度も

やらされていた。

その女優が隣の学生と肩を組んで、応援歌や校歌、

エールを送っいる姿に、俺もその隣で一緒に応援したいと

本当に思ったのだ。

それがその時の言い訳退部、自分自身に対して

だったかもしれない。

もし應援團を続けていたら、その女優さんと、

別の出会い方があったかもしれない。

七夕の夜、そんな女優さんとの出会いを

思い出してもいいだろうなあ。