人間万事塞翁が馬

夕方もずっとテレビを見続けていた。

見るのに疲れていた。

見る気力がなくなっていた。

早めにベッドに入りこんだ。

レコードを聞くことにした。

沖縄民謡を聴き始めた。

妹から従姉の熊本の親戚が、

水害でヘリコプターで運ばれたなどの

電話があった。

そしてYOUTUBEで沖縄民謡・寮歌などを

聞き続けた。

知らぬ間に寝入っていた。

目が覚めた時、まだ10時だった。

いつもは、1時間タイマーを入れて寝る、

クーラーがついたままだった。

元県議の一治君の夢を見ていた。

起きて、YOUTUBEで選んだ番組が、

このタイトル、

人間万事塞翁が馬」の講演だった。

話し手は、

京都大学IPS細胞研究所所長山中伸弥教授。

第20回京都賞高校生特別授業。

2010年11月16日。

人間万事塞翁が馬」は俺の座右の銘でもある。

無気力、無力感での夜の時間であったが、

偶然この番組に出会った。

これも「人間万事塞翁が馬」だったと、

言ってもいいだろうか?