♪ 広東の踊り子

♪ 上海ブルース  ♪ 雨のオランダ坂  ♪ 満州

♪ 上海便り  ♪ 旅のつばくろ  ♪  国境の町

♪ 上海の花売り娘 ♪ 愛国の花

 胸に迫ってくる。

戦時歌謡曲。

パソコンに向かうのは、聞くだけでは、心の動揺を

抑えられないからだろう。

歌いたいのだなあ!俺は、

独りカラオケでもいい。

むかし、むかし、友人の博昭君が

天文館の軍国酒場丸に連れて行ってくれた。

あの店主のおじさんたちは、まだ商売をしているのだろうか。

その酒場で彼の兄さんと逢ったことがあった。

台湾から引き揚げてきた彼の兄さんもそこの常連だったのだろう。

歳をとったことに寂しさがあるといえば、

こうして我が家で戦時歌謡に親しんでいることかも知れない。

むかしなら、すぐ街に出たはずだ。

鹿児島の街の真ん中から日置の田舎に引っ越してきたことが

寂しく感じさせる、戦時歌謡のひととき。

同期会でも二次会でカラオケバーに行っていたころは、

まだおもしろかったような気もする。

しかし、しかし、

その30年前の、40年前の友人たちと飲み歌っている、

ビデオテープをおれは大量に保有している。

青春?をビデオに残したことは正解だったかも、

50代後半の満州勤務4年間の生活も、ビデオに映しまくった。

これもあるのだ。

いやいや、20代の俺の淡い?恋の時代の

8ミリフィルムも持っているのだ。

だからなんなのさ!そういうな、

万感迫る、切なさがつのる、YOUTUBでの戦時歌謡のひととき。

8月15日はすでに過ぎた。

さあ8月16日が始まる。

明日からは朝からプールの日々。

今日はどんなテレビ格闘生活になるのか。

♪ 妻をめとらば さいたけてが流れてきた。

♪ 恋のいのちをたずぬれば