博昭君と中国魯迅の旅

中国江南地方を高校同期会の連中と旅した。

調べればわかるのだが、いつか記憶はない。

その旅に参加した友人たちも亡くなった人が数人いる。

今日は相撲を見ながら、小さいテレビで中国江南の旅のビデオを見た。

同期会の旅の下調べの旅を博昭君としていた。

1999年2月だった。

目的地は紹興だったが、蘇州杭州も旅していた。

20年前の旅、彼は若々しく髪がふさふさだった。

その下調べがあったからだろうか、同期会の旅は成功した。

彼とは中学時代からの友人だが、彼の好奇心が旅に新鮮さを与えていた。

彼との旅は、香港が最初の旅だった。

彼と香港に行き、深圳まで足を延ばした。

中国深圳が大都市になりつつあったころの旅だった。

その後彼は60歳になってから、イギリスオクスフォード大学に留学した。

昨年は彼は夫婦でヨーロッパ、アメリカの旅を計画していたようだったが、

コロナ騒動で中止していた。

もし、チャンスがあれば、彼と台湾の旅をしてみたい。

彼のご両親が戦前住んでいたところだ。

20年前のビデオテープに映る彼の若々しい顔にそんな旅をまだできるのでは、と

思った。