中国謎

人生の最後の時を送っている。

最後の時をどう送るのか、ちゃんと考えていたわけではなかった。

膨大な、莫大な?ビデオテープを持っていた。

それを生涯かけて全部見ようと思っていたようだった。

3年前にリホームしたとき、1万本ぐらいあったビデオテープを捨てた。

多額のお金をビデオテープや本、レコードに使った。

本も捨てた。

そして残ったのがDVDだった。

それも1000枚以上は持っている。録画されている内容は数千時間分あるだろう。

若い時から、最後は落語・沖縄・中国と思って生きて来た。

そして今、気はかわらずにそれを続けてはいる。

落語は日本の話芸をずっと録画し続けている。いまは録画の段階だが、そろそろ見始めようと思っている。

沖縄はYOUTUBEで出会った沖縄の方言民謡番組を毎日1時間見ている。

いちばん多くの時間をつかっているのが中国ドラマ鑑賞だ。

中国ドラマで中国の歴史と中国人の生活・思考方法などを学ぼうとしている。

寝ている時は、今は吉川英治の「三国志」「新水滸伝」の朗読を聞いている。

ほんの少し、吉川英治の解釈した中国歴史ものが見えてきた。

さて中国の謎?

尖閣列島で何をしようとしているのか?台湾は尖閣列島にどのような発言をしているのか?香港・マカオは。

中国は台湾統一をどのように進めていくのか?台湾で中国統一に反対の人たちは?

俺は台湾で初めて中国人と出会った。

映画館で見た事は、中国は一つ、そのスローガンだった。

中国も台湾も統一の目標はずっと掲げていたのだ。

台湾は誰がどのような選択をするのか?

中国人の愛国意識と日本人の愛国意識に違いがあるのか?

などなどのことをも考えさせてくれる中国ドラマ鑑賞だ。

本当は韓国朝鮮のことも知りたいのだが、時間的余裕がない。

国史の中で朝鮮半島との関係をもう少し知ってみたい。

中国謎、だから中国に飽きないのだろう。

もちろん日本人とは?を一番考えている俺がいる。