中国に対する終戦工作の説明で、繆斌工作という言葉を知った。
今見ている中国ドラマに日本との終戦工作の場面があったので、
中国CCTVドラマ「風雲年代」第6回を見た 。
日本語タイトルは「激動の時代 国民党に潜伏したスパイ」。
するとその繆斌が登場して来た。関口宏のもう一度近現代史で説明されたことと同じ場面だった。そのドラマが史実を正確に描いている場面もあることに少し感動した。
そのドラマには当時の中国軍の指導者何応欽や白崇祁も登場している。
台湾で教師をしていた人と鹿児島で会った。そのときその方が台湾で何応欽と逢った話などをされたことを思い出した。辻政信も出てきた。
そして白将祁将軍。白崇祁将軍の息子さんの名前あを思い出せず検索して見つかった。
それがタイトルの白先勇だった。
この人こそ、俺がもっとも感激した台湾映画の原作者だったのだ。
映画は「金大班最後的一夜」。1980年頃、台北の映画館でこの映画を見て、感動して映画館を出たことを思い出しながら。
「金大班」はその後も俺の心に残っていた。2004年の正月上海に行った。
すると上海の劇場で「金大班」の公演予定日を知った。帰国予定日の次の日だった。
一瞬迷ったが見ないで帰国した。そして2005年4月、長春に赴任した。
この演劇のことが気になっていたがDVDで見つけることはできなかった。
2009年定年で退職して帰国した。
その数年あと、友人の秀純君が中国旅行を誘った。
彼と周口店北京原人跡、盧溝橋を旅した。
その旅で北京で一番大きな新華書店でついにそのDVDに出会った。
そして購入した。
そんなことを思い出しながら、タイトルには作者の白先勇になった。
アメリカでお元気にしておられるようだ。
映像は中国勤務時代に見た事があった。