年末になると

美空ひばりを求める俺が居る。

なぜ年末になれば、

日本人で一番自慢できる人が、

美空ひばりだ。

12月16日、今日は美空ひばりの日になった。

美空ひばりに心を奪われたのは、1974年の年末の台北でだった。

急に美空ひばりに引き付けられた。

その翌年、マンションの家主さんが舞庁に連れて行ってくださった。

日本人商社マンの奥さんも一緒に招待された。

その大舞庁でその人は美空ひばりを唄った。

そこで彼女は一瞬、人気者になった。

その光景を思い出しながら、美空ひばりを聞いている。見ている。

司会は若き堺正章さんだ、森繫久彌さんもゲストで来ている。

いつの映像だろうか。森光子さんもいる。ジャンボ尾崎も。