学校を訪ねていた
教室に行ったが
自分が何組だったか忘れていた
中学校だったのか、小学校だったのか
勤めていた学校だったのか
はっきりしない
職員室に受動部の顧問の先生が
校長先生だったのか、はっきり思い出せない
職員室には小学校の同級生がいた
章子さんという加治屋町から来る人だった
その人は覚えていなかったが
俺は覚えていることを語っていた
訪ねていったクラスの連中たちは
ガキ大将たちだったのか
俺がもらったお菓子のはこを、置いていたら
開けてあった
ばらばらになったお菓子を俺は拾った
へんてこりんな夢だったが、二人の先生だけは
はっきり覚えていた