和幸くんの沖縄旅

朝ドラ「ちむどんどん」を毎日見ている。

1964年の沖縄が舞台だ。

オリンピックの年、高校1年生の俺もその映像のなかにいる。

そしてその年に沖縄へ旅をしたクラスメートの和幸君のことがずっと気になっていた。

昨夜は、彼に電話をした。その旅の目的と、同行者と、沖縄で何を見たか?だった。

彼がひとりで行ったということにも驚いた。お父さんの出張について行ったと思い込んでいた。彼は「沖縄で何を見たかの記憶はないが、民宿で二人組の女性と知り合った」という話になった。聞きながら、初めて聞く話だとその時は思ったが、当時そのことを聞いたことを思い出した。京都の女性だったとかで、その後、京都でその人に会ったはなしまで聞いた。高校1年の時に、彼にそんな冒険心があったことが、当時も羨ましいと思ったが、今聞いても、羨ましい体験だったなあと思う。

そういえば、俺がタビ好きだったのは、ロマンチックにあこがれてだったようなきがしてきた。その和幸君に昨夜は、旅以外の話も聞いた。彼がハンサムだったことまで思い出したが、俺も彼の家にはよく遊びに行った。かわいい妹がいたからだったのではと、

自問自答している。