上海衝山賓館

このホテルの名前はすぐ忘れるのだ。

思い出そうとしてもなかなか浮かんでこない。

どこにあったのかの記憶もはっきりしない。

はっきりしていることは、上海最後の一夜を

このホテルで過ごしたということだけ。

CCTV中ドラマ「偽装者」を見ていた。ドラマ内容がなかなか理解できていない。

ドラマに出て来た路地を検索すると何か手がかりあるのではと思い、梧桐路を検索した。上海旧フランス租界にある風情ある街ということに出会った。衝山路の近くという記事に、当時泊ったホテル名を思い出した衝山賓館だった。今も高級ホテルになっている。外灘からも近いということだが、位置をずっと理解していなかった。忘れられない一日を送ったホテルになった、その後一度も泊ったことはないが、あの日の一日は忘れ難い上海の想い出だ。上海バンスキングの芝居や映画にその思い出を重ねることができる。博昭君と松坂慶子上海バンスキングを見たあの日のことも思い出している。