中国のカラオケ屋で、沖縄の民謡酒場で

水泳をして、食べて、歩いて、

中国ドラマを見て、落語を聞いて、

沖縄民謡。

たったそれだけが俺の日常生活だ。

酒を飲んで騒ぎたいとも、

昨夜は沖縄民謡を聴きながら思った。

激しく感情を発露したい。

それは中国で友人たちと中国歌を歌う時だろうか、

沖縄の民謡酒場で民謡を歌ったり、踊ったりするときか。

昔の沖縄の友人たち、職場の先輩たちと、

再会して、俺の沖縄民謡を聞かせたい。

1971年、沖縄で仕事をした時、

先輩達との宴会で、俺が歌ったのは軍歌。

場違いだった。

あの人たち、今では80歳以上の先輩たちに、

40年たった俺が沖縄民謡を歌い続けていたのですよと

証明したい、発表したい。

中国長春で一緒に仕事をした人たちと、

中国カラオケで、そのころよりも

ずっとうまくなった俺の姿を見せたい。

今、YOUTUBを聞きながら、ここに書き込んでいる。

流れてきたのは、姚蘇蓉の「不要抛棄我」。

日本語で、「私を捨てないで」というタイトル。

そして今歌は変わった。

奈良光枝の「雨の夜汽車」だ。

奈良光枝の大ファンになった。

その時彼女はすでに亡くなっていた。

奈良光枝さんをも知らないで生きていた。

奈良光枝という名前が耳にしっかり入ったのは、

ルバング島だったかグアムだったか、

小野田寛夫さんが帰国して言われたことばに

奈良光枝」があった時だ。

台湾の歌手姚蘇蓉にも逢いたい。

たぶん75,6歳だろう。

コロナが終息したら、那覇台北長春へ旅立とう。

那覇は今秋には実現するかもしれない。

今日はプールは10時からだ。

やがて4時になる。

ドラマ「三国志」を聞きながら、二度寝をする。