撞鐘もひびくやうなり蝉の声

我が庭の蝉が鳴いている

クーラーは入れていない

そんなに暑くはない

風が入る

紅葉の樹だろうか?サクラの木だろうか?

隣りは90歳のおばあちゃんが一人暮らし

うるさくないだろうか?風流だろうか?

水原秋櫻子の俳句

鳴き交す蝉は見えねど幹ふたつ

水原秋櫻子の次の俳句で

みんみん蟬立秋吟じいでにけり

北京の夏を思い出した

立秋の日の中国語の授業を

先生が教えてくれた

「今日は立秋、中国では秋老虎と言う」と。

その時の光景が、この俳句で・・・

なぜか少年時代の八代の夏の蟬も思い出した

西松江城町に祖父母は住んでいた

大きなザボンの木があった

ばあちゃんの家の蝉はあのザボンの木で鳴いたのかと

八代で、思い出した俳人がいる

西山宗因 1605~1682年

八代城跡の俳句が紹介されていた

雪見よと兼ては植えし浦の松

冬の俳句だろう

テレビでは十両の相撲が始まっている