2018年放送の中国ドラマ『独孤加羅~皇后の願い~』の主人公だ。
隋唐時代の前の時代から始まる。
独孤家の3姉妹の婚姻が主テーマ?
『独孤天下』という言葉を占われた独孤家の娘達の人生模様。
天下を取るのは、自分だろうと思っている長女般若。
北周の二代皇帝明帝になる男に嫁ぐ。
次女と三女は同じ日に結納の儀がある。
次女は楊家に、3女は李家に。
結納の宴会で3女の婚約者の父親が、泥酔して
2女の床に入ってしまった。
翌日は大騒動、丸く収めるために3女の婚約は破棄。
次女は三女の婚約者の父親と結婚する。
ドラマはそこまでしか見ていないが、
歴史を調べてみると、三女はその後、姉の婚約者と結婚する。
そして歴史は物語る。
長女の嫁いだ北周はやがて滅びる、隋が起こる。
その隋の最初の皇帝が三女の婿さん、加羅は隋の初代皇后になる。
姉の曼陀はいやいやながらの婚姻だったが、やがて唐の初代皇帝李淵を生む。
主人公の加羅はすばらしい皇后と称えられるが、その子供が、中国歴史でも悪名で名高い随煬帝。
100年という時間で見れば、我々の人生も様々な人生模様があるのだろうな。
俺があと30年生きておって見る世界、生れる30年前に見ることができた自分の人生。
自分をふりかえると、なぜここでこうしているのか、簡単な答えはでない。
複雑に絡み合っての今日なのだ。
そんなことを考えさせられた中国ドラマだった。