昨日のプールに満州帰りの小父さんが久しぶりに来た。
三カ月ぶりだったと。
ちょうど大連引揚の奥さんもいたので、奥さんに小父さんを紹介した。
奥さんは水中歩行しながら、ずっと話し込んでいた。
話終ってから「満州の歌まで歌われた」と奥さん。
市役所ホールで満州切手展があることも教えてもらい、
今日は行ってみると喜ばれた。
同じ年代の人たちだ、昭和10年生。
紹介してよかった。
当時を懐かしみ思い出されただろう。
満州切手展には行きたかったが、行かなかった。
歩くパワーがなくなっている。
少し前までは、ちょっと歩いてみようかと思えたが、
今は朝の母宅から駅までしか歩く気にならない。
日に日に歩く力が衰えて行く。
いつの日か中国旅行をあきらめる時が来るのだろう。