♪何日君再来 

♪忘れられない 想い出ばかり

わかれていまは この並木みち

胸にうかぶは 君のおもかげ

おもいでを だきしめて

ひたすら 待つ身の

わびしいこの日

ああいとし君 何時また帰る

何日君再来

これが朝、4時半、5時前。

何かを懐かしんでいるのではない。

周璇の歌を聞いている。

今朝の長春の夢が、情緒をそそっているのか。

ロマンチックを思い出すのではないが、

俺の中国旅はロマンチックでもあった。

70年代の台北、81年の北京、上海、蘇州、杭州

83年は武漢にも行った。

さだまさしの母親が勤めていた漢口飯店も見に行った。

また来るぞと思っての武漢だった。

まさか新婚旅行で武漢に来ることになるとは予測していなかった。

帰りに北京に寄った。

北京のホテルで腹痛で苦しんだ。

そして帰国した祖母が腹が痛い痛いと言って死んだとのことだった。

通夜、葬式に間に合った。

祖母が死んだのは新婚旅行ではなかった。

その翌年の中国旅行の時だった。