富木謙治

1900年3月15日~1979年12月25日

「高みをめざす人」角川誕生日事典

今日一冊の本を読み終えた。

感動した。

図書館に今日返却した。

「五色の虹 満州建国大学卒業生たちの戦後」作者は三浦英之さん。

この数日、満州にかってあった建国大学について考えていた。

一方ではの中国ドラマ「激動の時代~国民党に潜伏したスパイ」というドラマにも興味を持って見ていた。
つまり最近は国民党と建国大学について考えていたことになる。

そして、ふとウィキペディアで建国大学を検索した。

するとそこに建国大学の教師として富木謙治というのを見つけた。

自分の記憶にある人だと思って、富木謙治さんを検索して思い出した。

50年前にお会いしたことを。

それは驚きだった。奇跡的な記憶との出会いでもあった。

大学柔道部にその先生が顔を出されたときの部活の顧問の先生部の先輩達の態度が全然違ったのだ。俺は偉い人だろうとは思ったが、インターネットも無い時代、それだけの知識で終わっていた。

そして今、その先生が建国大学の先生だったということ。

俺はその先生のことはここに書き込んだことはなかったが、その先生に敬意を表した部活の顧問の先生の名前は数日前に書き込んだばかりだった。

オリンピック柔道の関連で、その先生は講道館柔道10段の大澤慶巳先生。

つまりその大澤先生なら富木先生のことを知っていると思ったのだ。

俺が鹿児島出身で柔道部に入部した時先生は鹿児島の柔道家吉松義彦さんの話をよく俺にされた。これもあとでわかったことだは大澤先生は吉松義彦さんと柔道の試合をしておられた。その吉松義彦さんの息子さんは我が高校柔道部の後輩になる。

まさか50年前にお会いした富木謙治さんの名前がここで甦ってくるなんて、不思議な気持ちになっている。

今年の秋大学の同期会の案内が来た。そこに行けば柔道部の連中と逢える。

唯一の富木謙治さんを知る情報がありそうだ。

今年の同期会、俺が参加するのではと自問自答。