最後はタモリさんが「秩父セメントと書かれた貨物車を子どものときによく見ていた」という言葉だった。
なぜ秩父セメントか、この長瀞篇をみてよくわかったが、ブラタモリを見るたびに地学についても考えるようになった。
地学は得意ではなかったが、興味のある教科ではあった。
高校時代の地学の先生を思い出しながらブラタモリを見た。
高校時代の地学の先生は七高の出身者だった。
生物の先生も数学の先生も七高出身者。
そんなことも思い出させてくれた。
初めて付き合った女性とは秩父に行った。
西武新宿線が秩父まで延長した時だが、駅名はしっかり覚えていない。その人は花小金井の人で、帰りは彼女は花小金井で下車した。
特急で行ったので、花小金井は止まらなかったので近くの駅だったかもしれない。
その翌年には次の女性と出会っていた。
その人とは長瀞に行った。
40分のテレビ番組、いろんなことが浮かんでくる。
タモリさんのことも、ひょっとしたら大学で会っていたのではとも、はっきりした記憶ではないが、「あの男は博多から来た面白い男」だと聞いたような気がすることも思い出したりした。