老舎茶館

侯輝文⑤

演目

①芸術と生活 ②侯練声法 ③学唖語 ④紅状元 ⑤猴哈哈

中国の漫才のCDを100枚以上持っている。1枚に5つぐらいの話しが入っている。中国漫才、中国落語のCDだ。俺は早々とこの相聲という漫才を聴く力を持つと言うことを。1981ねん北京の寄席で聞いた。

そのころでもホンの少しは理解できていた。それから20年経った今当時と同じぐらいの理解力しかまい。40年という月日を無駄にしたことが悔やまれた。このCDを購入したのが13年前。ああそれなのに。

しかし昨夜はYOUTUBEは聞かず、この相聲を聞いた。今日から死ぬまで、これを聞き続けることを決心した。そして朝起きた。

この決心は意味があると思った。残った命。中国ドラマと漫才・京劇。これは俺が中国を好きになってからの初心だ。沖縄のラジオを毎日YOUTUBEで2時間見ている。日本の話芸も数百時間録画している。

初心落語・沖縄・中国。今日からはさらにこの行動を深めなければならない。

60年前にテレビで見た事があった。早稲田の有名教授だった人が、テレビで外国語の勉強をしている姿が映された。名前は知っている教授だったが、今名前は出て来ない。その様子をテレビで見て、当時70歳ぐらいの先生の頑張る姿。少年の俺の心を打った。そのテレビ映像を思い浮かべながら、俺も最後まで学ぶぞと。