落語「木乃伊取り」
夜中の3時だ。
柳家小三治を聞いている。
夢を見た。
俺が落語を語らなければならなくなった夢だった。
プロの噺家もいる場所で、
寄席ではなかった。
俺は落語は聞いてきたが、一席も話せない。
どうしたことかと悩んでいるところで、
目が覚めた。
目が覚めてから考えた、
芸談を語ろうかと。
寄席で見た落語家たちのことを語れば、
20分ぐらいはすぐに時間がたつだろうと。
落語家に沖縄民謡歌手の話、民謡を二つぐらい歌って、
中国寄席のはなしなどもすれば、どうにか時間が持つだろうと。
そして目が覚めていた俺が、選んだのが小三治のこの噺になった。
夜中、しばらく落語を聞こうとしたのだ。
小三治の「木乃伊取り」は一時、ストップしてここに書き込みを始めた。
今から、続けて聞く、このあと志ん朝を聞き、眠るまでどうにかなるだろう。