俺は人と会話するとき、
「不思議体験はあるか」と訊くことがある。
ほとんどの人は「ない」とこたえるので、
その話を続けることはない。
しかし、不思議体験を語った人たちはある。
その人たちのことも思い出しながら、
「不思議体験ファイル」という27日に録画した番組を見た。
MCは「スッキリ」の加藤さんだった。
先日、高校時代の友人秀輝君と、私の親父が亡くなる前日の話をした。
1968年2月13日の話だったが、彼はその時交わした言葉まで覚えていた。
翌日がバレンタインデー、その2月13日夕方彼と行動を共にしていた。
空模様が奇妙な夕焼け空だった。
そのことを彼と話したのだったが、その奇妙な夕焼け空だったことも彼は覚えていた。
不思議について語ることは少なくなった。
私が一番不思議について語ったのは母だった。
母とは不思議体験が一致した。
母が亡くなって7,8年過ぎた。
母の住んでいた家は今も残っている。
私は鹿児島のプールに毎日のように通っているので、たまに母宅に寄る。
除湿器と、仏壇の水を変えるだけだが、仏壇に拝むとき母に語り掛ける。
悩んでいる問題が解決する場合もある。
そんなことを思い出しながら、そのテレビ番組を見た。
占いを50年ぐらいやっていた。
今は人を占うことはやめたが、父の命日、つまりバレンタインデーには、自分の今年の運勢を占っている。
来年ははがき投稿をしようとしている。電話帳に個人経営まではいかないが、仕事を掲載したことがあった。やがてその会社から依頼があり、妻はその会社に10年以上務めることになった。給料は30万円ぐらいだったが、そこで仕事をしていたので、妻の年金も少しはもらえるようになった。
来年俺が葉書投稿、何かが変わるような気がする。