18歳の時のこと
大学受験で東京に行くとき
ブルートレイン隼の寝台車で
同じ大学を受験する武憲君と一緒だった。
同級生の女子生徒NM子さんも乗っていた。
武憲君は彼女と中学校時代同じクラスだったということで
彼女に話しかけてしゃべり出した
俺は彼の横に座り
彼らの話を聞くだけだった
きれいな女性だなと思った
同じ中学校だったが一度も話をしたことはなかった
成績優秀だったので名前だけは知っていた
俺はただ美しい人だと思いながらそこに座っていただけだった
そして瞬間的に彼女の魅力に魅せられていた
ただそれだけの事である
24日に中学校の同窓会がある
彼女も来るそうだ
武憲君は彼女とまた語るだろう
俺はその時武憲君の横で彼たちの話に
割り込もうと思っている
そしてここに書き込んだように
一瞬の美を感じたことも
その女性はお茶の水女子大学受験の旅だったようだった
恋ではないがそれも75歳の老青年の遊びの一つだろう
今、夜中の12時20分、これだけ書き込みたくて
パソコンに向かった