西条八十と野口雨情

俺の二人の詩人は

この二人のような気がする。

西条八十は学生時代に構内で探そうとした記憶がある。

俺の東京デビューは彼の作詞の歌だった。

その歌は、今も毎日のプール歩きで歌い続けている。

♪ 昔恋しい銀座の柳 恋の丸ビルあの窓あたり

 広い東京恋ゆえせまい シネマ見ましょうか、お茶飲みましょうか

東京行進曲だ。

♪俺は河原の枯れすすき が野口雨情。

高校時代倫理社会のK先生が授業で、野口雨情を語った。

森繁久彌演じる映画「雨情」をだ。

俺はその映画をずっと見たいと思っていたら、その数十年後、

テレビの映画劇場で見ることができた。

その時も感動したなあ。

その先生は高校2年の時の担任だったが、俺は学生時代の

母校教育実習でその先生にたてついた。

苦い思い出であるし、先生にすまなかったと思う今日この頃。

今YOUTUBで「船頭小唄」が流れて来た。

野口雨情の作品、森繁久彌紅白歌合戦で歌ったことがあったなあ。

寝なければならない、眠れるのだろうか。

西條八十や野口雨情に憧れていた、

あの頃を青春というのだろうなあ。