博昭君の旅は・・・

70歳を前にして、彼はロンドンの?

オクスフォード大学に留学した。

1年間そこにおるのではなく、外の英語国留学も

3か国ぐらいやった。

その時彼は30カ国近い国を廻ったのでは。

今年も夫婦で20カ国ぐらい旅の予定を立てていた。

コロナで中断した。

70歳ぐらいであちこち旅をする彼の好奇心。

俺の旅は、行ったところに行きたいのだ。

新しい所には、そんなに興味がわかない。

三国志の旅で、成都重慶鄭州には行きたいのだが、

選ぶのは満州と台湾、北京、上海経由。

行ったところに、逢った人たちに、

だが逢った人たちと逢うことはない。

昔の友達を旅先で思い出しても、逢いには行かない。

心の中で逢瀬を思い出すだけなのだ。

しかし行けば、逢いたい心が騒がないわけではない。

俺の名人芸がある。

逢いたいと思うと、逢いたい人が向うからやってくるのだ。

結婚もそうしてやった。

デイトにさそわないで、前から歩いて来たらと

思いながらいつも歩いていたら、

本当に前から歩いてきた。

そして電光石火で結婚をした。

その媒酌人が博昭君夫婦だったのだ。