夢は二つ

最初はクラスで朗読会をしている夢だった。

教科書の朗読をだ。

柔道部の清治さんがトップバッターで見事な朗読、

余興で歌も歌ったことがない彼が上手に読み上げていた。

次々にクラスメートが朗読を競い合う。みなとても上手だった。

朗読に自信のある俺が、なかなか朗読に踏み切れなかった。

そうしているうちに目が覚めた。YOUTUBE夏目漱石の坊ちゃんが流れていた。

二つ目、中学校時代のバレー部の先輩で職場の同僚だったTさんが、何かのことで罰金を払わなければならなくなった。それがラジオで報道されたので、俺は先輩を探し出しそのことを告げると、彼は払う準備をしていると言った、そこに彼の亡きお母さんがいたので、お母さんから工面をしてもらったのだろうかと夢の中で思っていた。