新しい海水パンツ

新品のパンツ

泳いでいる時、橙色は水に映えると思った。

いつも人のうわさをしているおばあちゃんたちが

何も言わない。

パンツに触れたのは、小学校の先輩の

Mさんだけだった。

「新しいパンツね。誰が買ったのか、どこで買ったのか」と。

向田邦子の後輩のおばばちゃんだが、小学1年生の頃、

向田邦子も同じ小学校にいたのでは。

♪古い上着よさようなら ではないが、新品は気持ちがよかった。

泳いでから、城山観光ホテルのランチバイキングもごちそうあり、

俺を知っている主任さんがいて、お得意さん扱い。

気分がよかった。明後日も予約して、帰宅した。

この夏はしばらくこのホテルに通ってみよう。