小さな旅

昨日は旅をした

毎日旅をしているのだが

車で同じコースを走っているので、タビの意識はなかった

昨日は住んでいる街から、鹿児島まで汽車で行った

駅近くのタイヨー駐車場に駐車して、

8時5分の汽車に乗った380円、乗車中はずっと立ったまま

朝の通勤通学電車が満員であることも乗らなければわからなかった

鹿児島中央駅に到着したら、いつものジムに行った

風呂だけ利用した

知り合いもいた「最近見なかったですね」というので、

「時間帯がちがうのですよ」と答えて

市電乗り場に行った

鹿児島中央駅から高見馬場まで、途中加治屋町で母校の高校が見えた

高見馬場で乗り換え、電停は昔の我が家も真ん前だった

母校小学校が見えた、父親の会社の駐車場も見えた

鴨池方面行に乗り換えて、今度は母校中学校前を通り過ぎて、

武之橋、二中通りで下車して、眼科へ。

この日眼底検査をするために車でいかなかったのだ

美人の女医さんに診てもらった

もう数年通い続けている

案の定帰るときは瞳孔が開いているので眩しくてよく見えなかった

鹿児島中央駅に行くのに、高見馬場で乗り換え、

自分の故郷のはずなのに高見馬場でも少し異郷感を感じた

中央駅で電車を待つ間、秀純君に電話をして語った

彼はYOUTUBEで小朝の落語を聞いていたと言う

とうとう彼も落語ファンになったのかと、苦笑いをした

12時半の汽車で帰った 目がおかしかったが車中で読書をした

「誰も書かなかった台湾」鈴木明さんの本、50年前に購入した本だが、

今読んでもおもしろい

駅に到着したがまだ眼はおかしかった

近くのレストランふくふくでとんかつ定食を食べた

満足した

そして帰宅、すぐ大相撲を見たがテレビを見る目もまだおかしかった

うとうとしてしばらくしたらちゃんと見えるようになった

いつも行っている同じ場所ではあったが

交通手段を変えただけで、見事な小旅行になった